仮想空間シフト
尾原 和啓、山口 周 「仮想空間シフト」 からの学び。
この本は、コロナ禍で加速した知的労働(生産)の、
仮想空間へのシフトによって、人・社会がどう変化するか、
どう生き残るか、について論じている。


一般人はAI様のお恵みで
ウサイン・ボルトが九秒台で一〇〇メートルを走るといっても、私だって一五秒とか二〇秒で走れる。
肉体的な生産性の差というのは、世界のトップレベルと比較しても一・五倍とか二倍とかしか変わらない。
知的生産はどうかというと、例えば私とスティーブ・ジョブズの生産性を比較したら、一兆倍なんていう可能性がある。
知的生産における生産性の違いは、肉体労働の比ではない。
知的生産の方が稼げるし、仮想空間に対応できるから、
肉体労働じゃなく、知的労働した方がいいよと理解。
2022年にAIが勃興する前の本なので、書いてないが、
知的労働は、AIに取って代わられるから、
一般人には、肉体労働しか残らないんじゃないかな。
社会の富は、AIに吸い取られるんでしょう。
そして肉体労働も、ロボットに取って代わられる。
一般人は、下流が普通になって、
AI様のお恵み(ベーシックインカム)で生きるのかな。
でもワタクシが生きているうちには、来ないでしょう。
どうせ先がないんだから、
苦しい出世争いや、お金のための労働はやめて、
好きなことで、生活できるようにならなきゃですね。
孤独でもネットがあれば何とかなる
体の衰えなどでリアルの世界と繋がるのが難しい高齢者こそ、仮想空間にシフトするメリットが大きいとも言えます。
リモートという仮想空間を通すことで、現実空間ではなかなか社会との接点を持てない人たちも、接点を作って孤独を癒すことができる。
全くその通り!
インターネットと、その先にあるメタバースを利用できれば、
家にひとりでいたって、孤独は回避できます。
ネットリテラシーは、言葉と同じくらい大事ですね。
しかし、スマホを拒否し、ガラケーは通話だけ使う、
80代の母に、メールさせるのは、とても難しい。
苦労してる人は、多いみたい。
彼女たちはネットが使えなくても、逃げ切れるからなぁ。
こんな仮想空間は嫌だ
私の感覚では高齢者層というのはすでにある種の仮想空間にいるんですよね。
外にコミュニティを持たずにずっとテレビを見ている、私の祖父母などは一日七時間も八時間もテレビを見ていました。
母やその周りを見ている限り、女性には当てはまらないのでは。
ネットに繋がっていない、孤独おじさんはこれですね。
孤独死した叔父は、これに酒が加わってました。
孤独老人が、仮想空間にいるってことは、
孤独死した叔父は、ネットが使えなくても、
仮想空間シフトしたってこと!?


仮想空間シフト
本当の勝者は、老い先短い高齢者
上から目線の評論家も、俺らと同じでAIの奴隷
単独おじさん